テロ攻撃によって、ニューヨークシティのツインタワーが崩壊しました。2001年9月11日のことです。その直後、シンシア・オットーは探索救助犬の世話をしました。数年後、彼女は「使役犬研究センター」を設立しました。あらゆる使役犬訓練のノウハウの研究やデータ集積を行う施設です。

オットーによると、「犬は、非常に多くの仕事に有効に用いられており…犬は命を救うこともできる」そうです。訓練された子犬は将来、生死を分けるような状況の中で、なくてはならない働きをするかもしれないと彼女は語ります。つまり、この犬たちは人々を救うために生まれたのです。

聖書はメシヤについて語ります。罪の罰から人類を救うために生まれたお方だというのです。このお方がなさったことは、地上のどんな功績もはるかに超越しています。2,000年余の昔、神ご自身が人となられました。人が自分ではできないことを成し遂げるためです。イエスが人になられたとき、自分は救うために生まれたことを悟り、そう宣言されました(ヨハ12:27)。イエスは「人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです」と語られました(マコ 10:45)。

私たちの素晴らしい救い主を賛美しましょう。イエス・キリストは、主の救いの恵みを受け入れる人々すべてを救うためにお生まれになりました。