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すべてに定まった時期

米国のフォーク・ロック・バンドのバーズは、1960年代に「ターン・ターン・ターン」という歌をヒットさせました。この歌はビルボードのヒットチャートの首位まで登り、世界中で流行しました。人々はこの歌の歌詞に魅了されたようですが、おもしろいことに、それは最後の一行を除いては、旧約聖書の「伝道者の書」のみことばでした。

思い出すための歌

うれしいことに、みことばにメロディーをつけた無料のCDが郵送されてきました。何回か聴いたあと、いくつかの旋律が耳に残りました。間もなくすると、詩篇の数節をCDに頼ることなく自分で歌えるようになりました。

音楽は、それがなければ忘れてしまうような言葉や思考を思い出させてくれます。神はモーセに言われました。イスラエルの民は約束の地に入ると神を忘れてしまうだろう(申31:20)。自分たちの神を捨て、偶像に向かい、その結果、わざわいを招くだろう(16-18節)。そうなったときのために歌を作りなさい。歌を作ってイスラエルに教えなさい。以前、自分たちは神と親密であったこと、また、その親しい関係を損なったのは、自分たちの罪であることを思い出すことができるようにしなさい(31:19-22)。たぶん、「主は岩。主のみわざは完全。まことに、主の道はみな正しい。主は真実の神で、偽りがなく、正しい方、直ぐな方である」(32:4)という神の品性を、イスラエルの民が思い出すようにしておくことが、最も重要だったのでしょう。

神は今日、何を覚えていて欲しいと、あなたにお望みでしょう。神の力でしょうか。神の神聖さでしょうか。それとも、神の愛、または、神のご誠実でしょうか。神の品性をたたえる賛美歌が心に思い浮かびますか。それを歌ってください。聖書は「詩と賛美と霊の歌とをもって…主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい」と教えています(エペ5:19)。

神がご自身を現される

子どもの祈りから、その子の神観が分かります。最近読んだものをふたつ紹介しましょう。「愛する神さま、あなたが『ねたむ神』というのはどういう意味ですか。あなたは何でも持っておられると思っていたのに。」「火曜日にあなたが創られた夕焼けを見るまでは、オレンジ色と紫色は合わないと思っていました。すっごくきれい!」

なぜなら

1年で聖書を!
◆ ヨブ記1-2
◆ 使徒7:22-43
聖書のみことば ヨブ記2

私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。―ヨブ記2:10

ある日、3歳の息子が大きな声で「ママ、大好き!」と言いました。私は、何が幼児にそう言わせるのか好奇心にかられて、なぜそうなのか尋ねてみました。すると息子は「いっしょにおもちゃの車で遊んでくれるからだよ」と答えました。その他に理由はあるかと聞くと、「ないよ。それだけ!」と答えました。私は、それを聞いてにっこりしましたが、同時に、私と神との関係を考えさせられました。私は、神が祝福してくださるから、神を愛し、神を信頼するのでしょうか。もし、その祝福が無くなったらどうするのでしょう。