Category  |  神の恵み

やり直す人生

教会に招いたグループが、会衆賛美をリードしてくれました。主を愛する彼らの情熱は手に取るように分かります。私たちはとても感動しました。

デザート・ピート

キングストン・トリオは1960年代に「デザート・ピート」という歌を発表しました。カウボーイが砂漠で手動ポンプを見つけました。傍らには「瓶の中の水は飲むな。ポンプを動かす迎え水として使え」というデザート・ピートのメモがありました。喉の渇いたカウボーイは、瓶の水を飲む誘惑を抑えて指示に従って、冷たい水をたくさん飲みました。メモを信じなければ、わずかな生暖かい水を飲んだだけでした。

敷石との出会い

現代のエルサレムは、何世紀にも渡って戦争と破壊が繰り返された、瓦礫の上に建てられた都市です。私たち家族は、イエスがここを通って十字架刑に向われたと伝承されるヴィアドロローサ(悲しみの道)を歩き、途中にあるシオン女子修道院の地下も見学しました。そこには、近年の建設工事で発掘された古い敷石が展示されています。その石にはローマ兵が暇つぶしにゲームをした跡も残っていました。

主は私を見つけられた

映画「アメイジング・グレイス」は、1700年代後半のイギリスの実在の政治家、ウィリアム・ウィルバーフォースが、信仰によって駆り立てられ、奴隷貿易を廃止させようと私財や自らの全エネルギーを投じて奮闘する姿を描いた作品です。その一場面で、ウィルバーフォースの執事が主人の祈る姿を見て、「ご主人様、神を見つけられたのですか」と尋ねます。ウィルバーフォースは「思うに、神が私を見つけられたのだ」と返答しました。

砂漠地帯

乾燥、砂ぼこり、危険。砂漠、それは水分が非常に少なく、人の生活に適さない場所です。その地で生きていくことは困難で、好き好んでそれを選ぶ人はありませんが、別の選択肢がない場合もあります。

心にある恵み

数年前のことですが、ワシントンの晩餐会で、ピーター・チアレリ陸軍大将(当時、米国陸軍副参謀総長)を給仕係と間違えた大統領顧問がいました。チアレリ副参謀総長がユニフォーム姿で後ろに立っていたので、ウエイターと勘違いして飲み物を頼んだのです。すぐに自分の間違いに気づきましたが、何と恥ずかしいことでしょう。しかし、チアレリ氏は恐縮する彼女のグラスに機嫌良く飲み物を注ぎながら、いつか家族で夕食をしようと優しく誘いました。

走り寄る父

息子の帰りを待ちわびていた父は、毎日、家から延びる道の向こうを見ていました。そして夜になると、がっかりして床に就きました。しかし、ある日、小さな点が見えました。やがて赤く染まった空に人影が見えました。あの子ではないだろうか…歩き方に見覚えがあります。そして、あの子にちがいないと思うや、「まだ家までは遠かったのに…彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけし」ました(ルカ15:20)。中東の文化では、族長が走るなどということは威厳を損なうことでしたから、これは尋常ではありません。しかし、この父は、息子が帰還した喜びを抑えきれませんでした。

絶えられない試練

幼い息子を小児ガンで亡くした男性に、ある人が「神は決して耐えられない試練をお与えにはなりませんよ」と言いました。励ましの言葉のつもりだったのでしょうが、言われた方は、耐えられていない自分ゆえに、さらに深く傷つきました。彼は胸を引き裂かれるほど辛く、どうして良いか分かりません。「神さま、私をしっかりと抱きしめてください」と必死でした。

ボスは誰

妻が2人の孫の子守をしていたとき、ふたりはおもちゃのことでけんかを始めました。3歳年下の弟は突然、「キャメロン、自分の部屋に行って!」と兄に強く命令しました。その勢いに押されて、兄はしょんぼりと肩を落とし、すごすごと自分の部屋に退散し始めました。しかし妻は「キャメロン、部屋に行く必要はありませんよ。ナタンはあなたのボス(監督)ではないのですからね」と言いました。キャメロンは「なるほど!」と思ったようです。にこにこして再び腰をおろすと、喜んで遊びつづけました。