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主が共に歩まれる

ある聖歌隊が歌う「イエスは共に歩まれる」が、以前ヒットしましたが、その裏には物語がありました。薬物依存のリハビリを始めた時、ジャズ・ミュージシャンのカーティス・ランディがこのグループを立ち上げました。古い賛美歌に触発され、皆の希望となるように、患者仲間と曲を作りました。「私たちは全身全霊で歌いました。救ってください、薬物依存から抜け出させてくださいと、イエスにすがる思いで歌いました」と語る人や、歌っている時は慢性痛が和らいだと言う人などがいました。彼らは歌う時、解放を求めて必死に祈っていたのです。

苦い過去さえ

ダリルは有名な野球選手でしたが、薬物依存で人生は破綻寸前でした。しかし、イエスに救われ、何年も真っ当に暮らしています。依存症の人々に手を差し伸べ、イエスを信じるように勧めています。自分の苦い過去さえ、神は用いてくださると言います。

平安な人生

オーストラリアのパースに、シャロームハウスという依存症患者の更生施設があります。入所者はスタッフに親身に寄り添われる中で神の平安と出会います。薬物、アルコール、ギャンブル依存などで人生をめちゃくちゃにしてしまった人たちが、イエスの十字架によって変えられます。自らの人生がイエスの復活によって再生されると気付くのです。

依存症に 苦しむ

エリックは薬物依存症で、自分でもそれが分かっています。家族や友人は薬物をやめるよう勧め、本人もそれが健康にも人間関係にも一番よいと知っていました。しかし、自分ではどうすることもできません。悪い習慣をやめられた人の証を聞いても、「本当によかったですね。でも、僕はできそうにありません。そもそも、なぜ誘惑されてしまったのだろう。やりたいという思いを、神が今すぐ取り去ってくださればよいのに」と答えました。