神は何千年も前にモーセに直々に語られ、新しい祭礼を設けるように命じられました。モーセが記した出エジプト記には、畑に種を蒔いて得た収穫で「刈り入れの祭り」を祝いなさいという神の命令が記されています(出23:16)。

今日、世界の各国で豊作を祝う同じような祭りがあります。ガーナのヤム祭り、ブラジルや北米の感謝祭、中国の中秋節や日本の秋祭りなどです。

収穫を祝うという習慣の起源は、大洪水直後のノアの物語にまでさかのぼります。神はノアと彼の家族に、地の続くかぎり、種まきと刈り入れ、季節の移ろい、昼と夜とは止むことがないと約束されました(創8:22)。この地が収穫で栄えるのは、神がそのように定めてくださったからです。私たちは生命を支えてくれる収穫に感謝しますが、この感謝を受けるにふさわしいお方は、唯一、神なのです。

あなたがどこに住んでいたとしても、また、収穫をどのように祝っていたとしても、今日、時間を聖別して創造主なる神に感謝しましょう。神の壮大な創造の御業なくして収穫を祝うことはできないのですから。