近所の団地にはおよそ230世帯が住み、それぞれの生活を営んでいます。10階に住む高齢の女性は、子どもたちが独立して以来、一人暮らしです。その少し先には若い夫婦とふたりの子ども(男の子と女の子)が住んでいます。少し下の階には、若い軍人が住んでいます。以前、教会に来たことがあり、クリスマス礼拝の日にまた来るかもしれません。私は昨年のクリスマスに教会の仲間たちとクリスマスキャロルを歌いながらこの団地を回って、彼らと知り合いました。

いつの時代のクリスマスも最初のクリスマスと同様、神がイエスという名の赤ちゃんになってこの世に来られた、ということを知らない人がたくさんいます(ルカ1:68、2:21)。また、そこに「民全体のためのすばらしい喜び」(2:10)を知らせるという意味があることを知らない人も大勢います。国籍や文化、性別、貧富の差に関わらず、イエスはすべての人の救いのためにいのちをささげ、私たちが神と和解して、神の愛、喜び、平和、希望を享受できるようにしてくださいました。すべての人、私たちのお隣さんや昼食を一緒にする会社の同僚などは、この素晴らしい知らせを聞く必要があるのです。

この素晴らしい福音を最初のクリスマスに届けたのは天の御使いでした。今日、神は私たちを用いて、その知らせを人々に届けたいと願っておられます。