初めてのアルバイトはファストフード店でした。ある土曜日の夕方、男性客に仕事は何時に終わるのかと尋ねられ、不安になりました。その人は店長からとがめられないように、フライドポテトを注文したり、飲み物を注文したりして、時間を潰しています。私の家は近所でしたが、暗い駐車場や空き地の前をひとりで歩くのが怖くなりました。とうとう深夜12時の終業時刻になり、私は事務所から家に電話しました。

父は電話で話を聞くと、すぐに暖かいベッドを出て、迎えに来てくれました。

父が必ず私を助けに来てくれると信じていたあの晩の気持ちは、詩篇91篇に記されている確信に似ています。私たちの天の父は、いつもともにいてくださり、私たちが戸惑ったり、不安になったり、困っているときには、手を差し伸べてくださいます。神は「彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう」(詩91:15)と言われます。神は、単なる避難場所ではありません。私たちを必ず守る隠れ場(1節)、避け所なのです(2節)。

恐怖におびえたり、危険や不安に直面したときは、神の約束を信じましょう。神は呼べば耳を傾けてくださり、苦しみのときにはともにいると語られます(詩91:14-15)。神は、私たちを守る隠れ場です。