ある日、ダンディと彼の行きつけのレストランに行くと、ウェイトレスが大変そうでした。彼は注文の際、ちょっとしたやり取りをすると、覚えやすいテンポのいい曲を静かに歌って、彼女を励ましました。歌で人を元気づけるのが好きなのです。ウェイトレスはにっこり笑って「ありがとうございます!おかげでいい日になりました」と言いました。

旧約聖書のゼパニヤ書を開くと、神も歌うのが大好きだと分かります。この預言者は、巧みな文章で、神がご自分の子どもたちとともに、また子どもたちのために喜んで歌われる様を描写しました。「主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、その愛によって安らぎを与える。主は高らかに歌ってあなたのことを喜ばれる」(ゼパ3:17)と語ります。神はご自分のあわれみによって変えられた人たちと永遠をともにすると約束されました。そればかりか、主は「心の底から、喜び勝ち誇れ」(14節)と私たちを招き、その喜びの輪にご自分も加わられます。

神とともに、また救い主イエスを信じる人たちとともに過ごす未来を、今は想像することしかできませんが、それは素晴らしい日々でしょう。天の御父が私たちのために、私たちとともに歌うのを聴くのです。神に愛され、受け入れられ、認められていることを体験するのです。