オレゴン州のマルール国有林に、890ヘクタールに渡って生息するナラタケは、世界で最も大きな生命体です。2000年以上に渡って糸状体を広げ、木々の命を奪いつつ成長しました。この巨大生物も、最初はひとつの微細な胞子でした。

聖書は、世界を有罪にしたひとつの不従順と、それを逆転したひとつの従順について語ります。使徒パウロは、アダムとイエスを対比しました(ロマ5:14-15)。アダムのひとつの不従順は、全人類に死をもたらし(12節)、すべての人は神の御前に有罪宣告を受ける罪人になりました(17節)。しかし、神は、イエスの十字架によって、この問題を解決されました。イエスの十字架によって、永遠のいのちと神の御前に正しい者として立てる身分を与えてくださったのです。キリストの愛と従順は、アダムの不従順を克服してすべての人にいのちを与えるに十分な行為でした(18節)。

イエスは十字架の死によって、ご自分を信じる人に永遠のいのちを差し出されました。まだ、これを受け取っていないなら、今日、受け入れてください。すでに受け入れたキリスト者は、イエスの偉大な愛が成した御業のゆえに、神をほめたたえましょう。