オールクンはオーストラリア北部の小さな町で、7つの部族の原住民が住んでいました。福音は約100年前に伝えられましたが、報復の文化は残っていました。2015年に部族間の緊張が高まって殺人事件が起こり、報復は必至でした。しかし、2016年の初めに驚くべきことが起こりました。人々が神を求めて祈り出したのです。群衆は悔い改め、雪崩を打って洗礼を受けに出てきました。リバイバルです。人々は喜びのあまり道で踊り、殺人の被害者部族は、加害者部族を赦(ゆる)しました。人口1300人の町で、毎週日曜日、1000人もの人が教会に集まります。

この種のリバイバルは聖書にも記録されています。ヒゼキヤ王の時代(Ⅱ歴30章)がその一例です。使徒の時代でも数千人が五旬節に悔い改めました(使2:38-47)。リバイバルは、神の御業で、みこころの時に到来しますが、歴史は、その前に祈りがあったと証言します。神はソロモンに言われました。「わたしの民が、自らへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求めてその悪の道から立ち返るなら、わたしは……彼らの罪を赦し、彼らの地を癒やす」(Ⅱ歴7:14)

オールクンの例のように、リバイバルは喜びと和解をもたらします。私たちの町にもこのような変革が必要ではないでしょうか。父よ、私たちにもリバイバルをもたらしてください。