聖書のみことば:使徒17:22-32

あなたがたの拝むものをよく見ているうちに、「知られない神に」と刻まれた祭壇があるのを見つけました。—使徒17:23

春の短期宣教旅行で高校生たちはジャマイカに行き、少年院を慰問しました。そこには法律を犯したり、乱暴で家族が面倒を見切れなくなったりしたティーン・エイジャーがいました。これは両者にとって、心地よい状況とはいえません。何を話したらいいのだろう、どうしたら親しくなれるだろうと考えていました。

しかし、彼らが仲良くなる方法を見つけるのに、さほど長くはかかりませんでした。アメリカ人の学生が到着して何分もたたないうちに、両者の間でサッカーの熱戦が始まったのです。

サッカーの試合で一緒にボールを追いかけ、おしゃべりをするうちに、最初の緊張がすっかりほぐれました。サッカーという共通の興味があったおかげで試合の後も話がはずみ、思った以上に早く友だちになることができました。

使徒パウロは、垣根を取り除いて人と話ができるようになる方法を、使徒の働き17章で示しています。彼は共通の関心ごと、すなわち礼拝について、アテネの人たちと話をしました。私たちも同様に、仕事仲間とスポーツの話をしたり、隣人と立ち話をしたりできます。人と会話をスタートさせる方法は、無限にあるでしょう。

神の愛を知らない人々に手を差し伸べるために、共通の話題を探しましょう。そして、互いの間にある壁が崩れ落ちるのを見ようではありませんか。—Dave Branon

神の愛には人間の垣根を崩す力がある。

前の文章:見て学ぶ
次の文章:間違いを正す
「生きて働かれる神:マレーシア初の女性議長誕生秘話」に戻る