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Mart DeHaan

Mart DeHaan

マート・デ・ハン氏は、RBCミニストリーズ創設者 Dr. M. R. DeHaanの孫で、奉仕を始めてから半世紀近くになります。 デハン氏は、ラジオ番組 Discover the Word やテレビ番組 Day of Discovery(いずれも英語)のレギュラー出演者です。 妻ダイアンとの間に、成人したふたりの子どもがいます。

寄稿一覧 Mart DeHaan

足に良い知らせ

靴下屋の宣伝ににっこりしました。「足の歴史上、最も履き心地のいい靴下」とあり、さらに良い知らせを告げています。このメーカーは、ソックスが一足売れるごとに、もう一足を、ホームレスの保護施設に寄付するというのです。靴下はホームレスの保護施設で最も必要とされるアイテムのひとつだからだそうです。

すべての名にまさる名

アントニオ・ストラディバリ(1644年~1737年)は、音楽界のレジェンドです。彼が制作したバイオリン、チェロとヴィオラは、それぞれに名前がつけられるほど高い評価を受けています。例えば、メシア・サラブーエ・ストラディバリウス。バイオリン奏者のヨーゼフ・ヨアヒム(1831年~1907年)は、それで演奏した後に「このストラディ。独特なメシアの音色は、美しさと高貴さが一体となって記憶の中に何度もよみがえる」と記しました。

光を見る

依存症に苦しみ、ロサンゼルスで路上生活をしていたブライアンは、助けを求めてミッドナイト・ミッションを訪ねました。それが彼の回復への長い道のりの始まりでした。その中で彼は自らの音楽に対する愛を再発見し、ストリート・シンフォニーに入団しました。それはホームレスのためのプロの音楽家のグループでした。

聖霊によって歌う

聖書学者で作家でもあるGキャンベル・モーガンは、20世紀初頭にウェールズで起こったリバイバルの様子を記しています。彼は、聖霊の臨在が聖なる歌の波となって渦巻いたと信じています。音楽が会衆をひとつにして、祈りや告白が自然に始まり、賛美の歌が自発的にささげられました。気分をよくした人が長々と祈ったり、自分勝手な話をしたりすると、誰かが静かに歌い出し、それに加わる人がだんだん増え、やがて他の音が聞こえないほどの大合唱になったそうです。

心の住所変更

国勢調査によると、アメリカ人は生涯に平均11~12回、転居します。最近の1年で、2,800万人が引っ越しをしました。

より大きな栄光

ローマ帝国の初代皇帝カエサル・アウグストゥスは偉大な王だと言われています。政治の手腕と強い軍の力によって敵を征服し、帝国を拡大しました。そしてローマを内乱多発の荒廃した町から大理石の寺院と彫像がそびえる大都市に仕立てました。市民は皇帝を敬愛し、人類を救った神君と呼びました。40年におよぶ治世の後、辞世の言葉は「私はレンガの街を受け継ぎ、大理石の街に変えた」だと公には伝えられていますが、妻によるなら、最後の言葉は「私は自らの役をうまく演じただろう?それなら、退場の時には拍手喝采してくれ」だったそうです。

天国の愛の歌

ソングライターのビリー・ヒルは、1936年に「グローリー・オブ・ラブ」、日本語に訳すと「愛の栄光」という曲を発表し、それは大ヒットしました。人々は、たとえ些細なことでも、互いを愛し、親切な行いをする喜びをたたえる、この歌を口ずさみました。50年後、作詞家のピーター・セテラが同じ題名の歌を作りましたが、それは恋の歌です。永遠にともに暮らし、互いを知り、どんなことも愛の栄光のために行うという恋人たちをイメージしています。

あなたの町を見よ

デトロイト市の都市開発グループが「私たちの視点で町を見よう」というキャンペーンをして将来の構想に着手しました。ところが、市民が違和感を主張してプロジェクトは突然中止されました。市の住民や労働者の大半は、アフリカ系アメリカ人です。それなのに、自分たちの視点で町を見ようと促す垂れ幕や広告板には白人ばかりが描かれていました。

意見の違いを認める

聖書の解釈に関して果てしない論争が起こると、そこからなかなか離れられないものだと父が話していました。また、双方が意見の相違を認め合った時の素晴らしさについても話していました。