Category  |  キリスト、救い主

これこそ恵み

小説『レ・ミゼラブル』は、仮釈放中のジャン・バルジャンが、司教の銀の食器を盗むところから始まります。彼は捕らえられましたが、何と司教は、それは与えたものだと主張します。警察が去った後、司教は彼に「お前はもはや悪に属していない。善に属している」と語ります。

ライオン、小羊、救い主!

ニューヨーク公共図書館の入口に2体の堂々としたライオンの大理石像が、1911年の竣工時から立っています。元々の名は図書館の創立者にちなみ、レオ・レノックスとレオ・アスターでしたが、大恐慌時代に市長のフィオレロ・ラガーディアによって、不屈の精神を意味するフォーティチュードと忍耐を意味するペイシェンスに改名されました。それが当時を生き抜くために必要だと考えたのです。

クリスマスの子

想像してください。種から森を造ったお方が、ご自分の生命を胎芽から始めました。満天の星を造ったお方が、人の胎に入り、超音波画像の小さな豆粒で始まる存在になりました。神であるイエスが「ご自分を無に」(ピリ2:6-7)されました。なんという驚きでしょう。

平和の君

ジョンは風邪から肺炎を発症し入院しました。母はがんの治療のために同じ病棟の上階の部屋にいます。ジョンの心は不安で押しつぶされそうでした。そしてクリスマスイブ。ラジオから流れる「さやかに星はきらめき」を聴きながら、彼は神の深い平安に包まれました。愛する救い主が降誕された夜について語る歌詞に聞き入りました。「あたらしき朝はきたり さかえある日はのぼる」そのとき、ジョンの不安は消え去りました。

よくやった!

息子のブライアンは、学校のフットボール部のコーチをしていますが、州大会で強豪に破れてしまいました。相手は2年間無敗のチームです。息子に、残念だったねとメールを送ると、「生徒たちはよくがんばった」と短い返事がきました。実際、試合後コーチたちは選手たちを叱りませんでした。不運なミスや判断ミスには触れず、良かったところをほめました。

英雄、暴君、イエス

ベートーヴェンは、ナポレオンが民衆を暴君の専制から解放する英雄だと思っていたので、交響曲第三番を「ボナパルト」とするつもりでした。しかし、彼が己を皇帝とするや激怒して、その名前を楽譜から消そうとしました。強くこすりすぎて紙に穴が開いたといいます。

福音の力

古代ローマには固有の「福音」がありました。詩人ウェルギリウスによると、神々の王ゼウスは、ローマに無限の王国を付与したといいます。神々は、平和と繁栄を築いたアウグストゥスを、神の子、世界の救い主に選んだと。しかし、多くの人にとって、これは「福音」、すなわち良い知らせではありませんでした。むしろ、帝国の軍隊と役人たちの圧制という悲惨な現実でした。帝国の栄光は、支配者の身勝手によって土地を奪われ、人権を踏みにじられ、隷属させられた人々の犠牲の上に立脚していました。

渇きを癒やす水

バイカル湖は世界一深い湖です。最大水深は、約1,600メートル、南北636キロ、東西幅は79キロと広大で、世界中の地表淡水の5分の1がここにあると言われています。しかし、この湖はロシアの辺境のシベリアにあり、簡単に到達することはできません。地球上には深刻な水不足の地域もあるのに、こんなに豊富な水に手が届かないのは皮肉な話です。

私を見て!

孫が「おばあちゃん、見て。妖精の踊りよ!」と山小屋の庭を駆け回りました。その3歳の妹に、「あれは、踊りじゃない。走っているだけ」と、兄はツッコミましたが、家族と一緒の休日を喜ぶ少女の気持ちを削ぐことはできません。