Category  |  神、品性

悲嘆の叫び

トルコ・シリア大地震で倒壊した建物のがれきの中で、5歳の少女ジナンは弟をかばいながら叫びました。「ここから出してください、何でもしますから。あなたの召使いになります」。何と悲痛な叫びでしょう。

神の偉大な力

第2次世界大戦中の1945年3月、「ゴースト・アーミー」はライン川横断に成功し、連合軍の拠点が西部戦線にできました。彼らはもちろん幽霊(ゴースト)ではありません。米陸軍本部の第23特殊部隊の兵士たちです。彼らは空気で膨らませた偽物の戦車を用いたり、砲兵隊や車両の効果音をスピーカーで流したりして、1100人の部隊が3万人の大軍であるかのように偽装しました。実数をはるかに超える巨大な部隊と思わせて敵を恐怖に陥れたのです。

神の愛の御手の内

持病が悪化し、先行きが分からず、自分で制御できないことに、恐怖を感じました。そんな時、フォーブス誌に「地球の自転速度」の記事が出ていました。科学者たちが、地球は自転軸の振動等により回転が速くなっており、地球の自転の加速は、史上初めて負のうるう秒を生み出すかもしれないと書かれていました。1年が1秒短くなっても大した損はないですが、地球の自転が変わるのは一大事のように感じます。ちょっと不安定というだけで、信仰がぐらつきます。しかし、神が制御されていると知るなら、未知の不安や不確実な状況があっても大丈夫です。

偏見は終わりにしよう

ジュリー・ランズマンが、数十年前、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席ホルン奏者のオーディションを受けた時のことです。応募者はつい立ての後ろで演奏しました。結果が審査員の偏見に左右されないためです。ランズマンの演奏は1位になりました。しかし、彼女が姿を表すと、全員男性の審査員の内の数名が、彼女に背を向けて集まりました。彼らが不満なのは明らかでした。

未知の環境

頭の中をいろいろな問いが駆け巡りました。「神よ、なぜですか? これは本当にあなたのご計画ですか?」幼い子どもがいるのに、私はがんで深刻な状態だと診断されたのです。最近、家族で宣教に携わり、多くの子どもたちが救われ、御業の実を見て大喜びしたのです。それなのに、どうして……。

赦して忘れる

ジル・プライスは超記憶症候群で生まれました。自分に起こった出来事を細部まで全て覚えていて、頭の中で正確に再生する能力があるのです。

神に頼りなさい

友だちとウォーターパークに行き、浮き板の障害物コースに挑戦しました。浮き板は滑りやすく踏み込むと弾みがついて、まっすぐに歩けません。よろめきながら坂や崖、橋などを通っていく途中で無残にも水に落ちて大声をあげました。一つのコースを渡り切って疲れ果てた友人が一息つこうと「塔」に寄りかかった瞬間、その重みで「塔」はゆがみ、彼女は勢いよく水に放り出されました。

神の約束で安心する

以前、家族でフォー・コーナーズに行きました。米国で唯一、四つの州が境を接する場所です。夫はアリゾナ州と表記された場所、長男はユタ州、次男は私と手をつないでコロラド州に立ちました。私がニューメキシコ州に移動すると、「ママ! 僕をコロラド州に置いていくなんてひどい!!」と言いました。私たちは別々の州で笑いましたが、互いのそばにいました。息子たちが成長して家を出た今、どこであれ、神は全ての主の民のそばにおられるという約束を、それまで以上にありがたく思うようになりました。

水に流すという選択

道路は凍っているようには見えなかったのですが、運転していた小型トラックがスリップして左右に大きく揺れました。そして蛇行すると、5メートルの崖から宙を舞いました。私はとっさに「飛んでる! すごいぞ! でも死ぬんだな」と思いました。次の瞬間、車は斜面に衝突し、下まで転落しました。私は運転席から這い出ました。かすり傷一つなく。