真の自由
◆ ヨブ記28-29
◆ 使徒13:1-25
キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは、しっかり立って、―ガラテヤ5:1
アメリカ北部の13ヶ所の植民地は、1776年、英国王の政策に抵抗し新しい国を建国しようとしました。そして、ある文書を採択しました。現在「独立宣言」と言われているものです。
約2000年前、主イエスは十字架の上で「完了した」と叫ばれました。一種の「独立宣言」です。すべての人は、罪と死の支配下にいました。しかし、唯一罪のないキリストがカルバリで私たちの身代わりとなり、私たちの罪のために死なれました。それで神の義に対する要求が満たされ、キリストを信じる者は、罪と死の支配から永遠に自由になったのです。
カタツムリの ペースで
◆ ヨブ記25-27
◆ 使徒12
患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。―ローマ5:3-4
幼い頃、裏庭の花壇でカタツムリを見ていた思い出があります。殻のついた身体、ベタベタしたお腹、そして、潜望鏡のように動く小さな目。私はこの小さな生き物にわくわくさせられました。しかし、何といっても不思議なことは、それがすごくゆっくり動くことでした。
カタツムリは、どのくらいのスピードで進むのでしょう。ある研究によると、一時間に約120メートルほどだそうです。英語で「カタツムリのペースで…」と言うと、「ゆっくり」という意味なのですが、それもそのはずです。
心配事リスト
◆ ヨブ記20-21
◆ 使徒10:24-48
あすのための心配は無用です。―マタイ6:34
木陰に止めた車の中で昼の休憩をとりながら、いくつかの心配ごとに思いを巡らしていました。すると、くちばしに丸々とした虫をくわえたコマドリが、ドアの近くにとまり、私を見上げました。それを見て、マタイ6章25-26節にあるイエスのみことばをはっきりと思い出しました。「自分のいのちのことで、…空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。」