ベッドに入っても、考え事が次から次へと頭に浮かんで眠れません。家族や友人だけでなく、顔見知り程度の人からの頼まれごともあれこれ抱え込んでいました。夜中の3時を過ぎても寝付けない日がもう4日続いていました。朝6時の目覚ましで飛び起き、きつい口調で夫に用事を頼み、「早くしなさい!」と息子を追い立てて出かけました。送りの道中の記憶は定かではありません。ただ、担任の先生がいる教室まで息子をちゃんと送り届けたことだけは、はっきりと覚えています。