デイリーブレッド

品位ある落書き

米国のジャーナリスト、セバスチャン・ユンガーは、若い頃、フリーランスのライターとして国内を巡り、記事を書いていました。1980年代のある日、フロリダキーズの公衆トイレに入ったところ、いくつもの悪意ある落書きを見つけました。その多くはキューバからの移民を標的にしていました。しかし、異彩を放っていたのは、キューバ人が書いたと思われる一文でした。「幸いなことに、この国の他の人たちは、温かくて思いやりがあり、1962年に私を迎え入れてくれた」。ユンガーは「米国の最悪の部分が、その男性トイレの壁にあった。そして最高の部分も」と述べています。

一緒にやろう!

組立式の本棚の箱を開き、取扱説明書と共に中身を取り出して床に並べました。取説には、やるべきこととやってはいけないことの図が載っていました。大きな×印がついた図には、板や工具を前に困っている人が描かれており、まるで私のようでした。そして隣には「正しい」組み立て方の図がありました。唯一の違いは、人間が二人いることです。そして二人は笑顔です。

有意義に生きるには

ペドロは50歳でイエスを信じました。怒りっぽく、執念深く、やられたらやり返すタイプの人で、人の心を傷つけても平然としていました。しかし、教会にいるカウンセラーと話すうちに過去を悔やむようになって、「もう人生の折り返し地点は過ぎてしまった。残りの人生を有意義なものにしたい。どうすれば良いだろう」と考えるようになりました。