1年で聖書を!
◆ エゼキエル書24-26
◆ Ⅰペテロ2
◆ エゼキエル書24-26
◆ Ⅰペテロ2
聖書のみことば 箴言3:1-12
心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。― 箴言3:5
アナ・アンダーソンは結婚して間もなく、夫を亡くしました。彼女に残されたのは、幼い3人の娘との困窮した生活でした。アナはバージニア州で教師になる教育を受けていましたが、フィラデルフィア市(ペンシルバニア州)の学校で教える資格は持っていなかったので、人の家の洗濯やアイロンがけをしたり、大きなデパートの床掃除の仕事をしたりして生計を立てました。アフリカ系アメリカ人として、しばしば偏見や差別も経験しました。しかし彼女は、チャンスが閉ざされたときでも心から主を信頼し、すべての道に主を認めるなら、主が必ず人生を導いてくださる(箴3:5-6)と信じていました。娘たちにも、神を信頼し、神に従い、いつも感謝しているようにと教えていました。
長女のマリアンがクラシック歌手として国際的に認められてからも、娘のために祈りつづけ、娘が成功したのは神のおかげだと信じていました。マリアンはカーネギーホールでコンサートをし、1955年にはメトロポリタン・オペラにデビューしました。それらを見た感想をリポーターたちから尋ねられ、アナはただ「主に感謝します」と答えました。彼女の答えはただの表面的な決まり文句ではなく、神に対する心からの感謝でした。
アナ・アンダーソンは、欠けているものを嘆くのではなく、自分にあるものを感謝し、それを神の栄光のために最大限に用いました。私たちも今日、アナの姿勢を見習うことができます。彼女の信仰、自信、神にささげる心からの感謝を手本とすることができます。
感謝は信仰の現れだ。
トピック:
感謝