1年で聖書を!
◆ ヨシュア記1-3
◆ マルコ16
聖書のみことば エペソ6:13-21

 
邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。―エペソ6:13


私は、子どもの頃にアメリカン・フットボールを始めました。まず慣れなければならなかったのは防具です。ヘルメットや肩パッド、その他の防具を着けて走ろうとすると、最初はかさばってぎこちなく、うまく走れませんでした。けれども、しばらくすると慣れてきて、けがから守ってくれる友だちのように感じ始めました。アメフト選手が防具をつけるのは、戦いに出かけるときです。危険な敵に立ち向かうとき、それが自分を守ってくれると知っています。

クリスチャンもまた、危険な敵、つまり彼らの転落と破壊をたくらむ悪い霊に出会います。しかし幸いにも、神は防具をくださいました。そして、この防具で身を固め、霊の戦いに備えなさいと私たちを強く促されます。
 

使徒パウロは、エペソ人への手紙6章13節で「邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい」と語っています。それから、ひとつひとつの武具、かぶと、胸当て、大盾、剣、帯、そして足の備えが何であるかを描写しました。これらの武具は、身につけて使ってこそ役に立ちます。仮に、初めは少々ぎこちなく感じられてもです。聖書のみことばを信じ(17節)、誠実に祈り(18節)、自分の信仰について臆せず語る(19-20節)ことは、自分の武具が身体の一部のように感じるために欠かせません。さあ、神の武具で身を固めましょう。戦いは既に始まっています。

(Bill Crowder)

神の武具はあなたの寸法に合わせてあるのだから、あなたが装着しなくてはならない。