1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌4-6
◆ ヨハネ6:1-21
◆ Ⅰ歴代誌4-6
◆ ヨハネ6:1-21
聖書のみことば Ⅱコリント4:16-5:8
私たちはキリストに似た者となることがわかっています。なぜならそのとき、私たちはキリストのありのままの姿を見るからです。―Ⅰヨハネ3:2
若年性アルツハイマー症を患ったトマス・デバッジオは、著書「アルツハイマーと闘う―言葉と記憶がすべり落ちる前に」を記しました。記憶が徐々に失われ、すべきことや場所、周りの人たちのことを完全に忘れていく過程を年代順に記録したのです。
アルツハイマー症は脳の神経細胞に起こる障害で、段階的に記憶を失くし、混乱状態に陥ったり見当識障害を起こしたりします。しっかりとしていた人が、服の着方が分からなくなり、家族の顔さえ識別できなくなってしまうのは、実に痛ましいかぎりです。姿かたちはあっても、その人がいなくなってしまったかのようです。
記憶喪失は怪我や心的外傷などの原因でも起こります。また、加齢による心身の衰えは避けられません。
しかし、クリスチャンには希望があります。クリスチャンはよみがえりのとき、栄光のからだをいただくのですが、そのからだは完全なものです(Ⅱコリ5:1-5)。さらにすごいことは、天国に行くと、私を救うために死んでくださったお方に会うことができます。私たちは、イエスのしてくださったことを覚えていて、「このお方だ!」と手のひらの釘あとから分かるのです(ヨハ20:25、Ⅰコリ13:12)。
物忘れは地上の生活では悩みの種ですが、聖書は次のように語ります。主イエスに会う日には「…キリストに似た者となることがわかっています。なぜならそのとき、私たちはキリストのありのままの姿を見るからです」(Ⅰヨハ3:2)。
たちまち…私たちは変えられます。(使徒パウロ)