1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌19-21
◆ ヨハネ8:1-27
聖書のみことば Ⅰヨハネ2:24-3:3

 
私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。―使徒17:28


姪に娘が生まれました。とても嬉しい一方で、新生児の世話がどれほど大変かということも思い出されました。生まれたばかりの赤ちゃんは、自分では何もできません。空腹を満たし、おむつを替え、抱っこをしてあげる、を繰り返さなくてはいけません。赤ちゃんは、周りにいる年上の人たちに頼りきりだからです。

私たちも頼りきりの子どもです。天におられる御父に頼っています。自分ではできないので、天の御父に頼っていることは具体的には何でしょう。聖書は「私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです」と語ります(使17:28)。ひと呼吸することさえ、このお方のおかげなのです。神は、私たちの必要を「キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって」(ピリ4:19)満たしてくださいます。
 

困難に襲われると、平安(ヨハ16:33)、愛(Ⅰヨハ3:1)、おりにかなった助け(詩46:1、ヘブ4:16)をくださる父なる神が必要です。また、神は誘惑に勝たせてくださいます(Ⅰコリ10:13)。赦し(Ⅰヨハ1:9)、目的(エレ29:11)、そして、永遠のいのち(ヨハ10:28)をくださいます。私たちは、このお方なしでは「何もすることができない」(ヨハ15:5)のです。その上、このお方から「恵みの上にさらに恵みを受け」ています(ヨハ1:16)。

自分は完全に自立していると考えないようにしましょう。それは事実ではないからです。神は日々、私たちを生かしてくださいます。さまざまな意味で、私たちは新生児のように助けが必要な存在です。

(Anne Cetas)

神に頼るのは弱さの証ではなく、神の強さを認識している証だ。