シュレッダーの中身を「何とかならないの」と文句を言いながら捨てました。個人情報の入った文書はシュレッダーにかけなさい、とアドバイスをされたのでそうしているのですが、ゴミを捨てるときは必ず、じゅうたんの上に紙吹雪が散らばります。

ある日、私は家中のくず入れのゴミを集めて捨てようとしていましたが、シュレッダーの中身はまだ半分でした。ちょっと迷いましたが、ビニール袋を容器の上からかぶせて、ひっくり返しました。すると嬉しいことに、ちりひとつ落ちませんでした。結局、私が悪かったのです。容器が満杯になるまで放っておいたのですから。
　

もし、自分の心を罪で満杯になるまで放っておいたなら、罪は、私たちの人生にこぼれ落ちてきます。ルカの福音書6章45節には「悪い人は、悪い倉から悪い物を出します」と書かれています。私たちは、自分の「心に満ちているもの」を口にするからです。

恨み、意地、憤懣（ふんまん）といったくだらない罪は、人間関係に影を落とす前に、きっぱり捨ててしまいましょう（エペ4：26-32）。ヨハネの手紙第一1章9節は、「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます」と語ります。このみことばを思い出しましょう。

シュレッダーはゴミ入れですが、あなたや私は、ゴミ入れではありません。ゴミをためてはいけません。

（Cindy Hess Kasper）

罪を告白しなさい。どの道、神に隠すことはできないのだから。