1年で聖書を!
◆ 創世記10-11
聖書のみことば Ⅰテモテ4:6-11
 
肉体の鍛錬もいくらかは有益ですが、……敬虔は、すべてに有益です。
―Ⅰテモテ4:8

年の始めには、今年は健康にもっと気をつけようと決意するものです。そして、運動をしたり、食事を見直したり、休みの間に増えた体重を落とそうとしたりします。「肉体の鍛錬もいくらかは有益」(Ⅰテモ4:8)とパウロが言っているので、できるだけ頑張ろうと奮闘しています。油物は控えようとしていますが、やっぱりフライドチキンは大好きです。散歩やウエイトトレーニングもしていますが、私の身体が持ちこたえる期間はそう長くはないでしょう。体力は衰えてきていますから。

私たちは、現在のいのちと将来のいのちを約束する「敬虔」にこそ、心して取り組むべきです(8節)。そうすれば、最終的に持っていけるものが残るからです。
 
「敬虔」と聞くと、退屈、暗い、実現不可能といったイメージが浮かぶかもしれません。しかし、敬虔の本質は単純です。自分以上に他人を大切にする、自分を与える愛なのです。このような愛にお目にかかるのは稀でしょうが、そういう愛は、愛のある所で成長するものです。イエスの足元に座り、イエスに耳を傾け、イエスとよく話し合っているなら、もっと愛せるように、またもっと愛されるようになっていきます。そして、愛である神(Ⅰヨハ4:8)に似せられていきます。

私にとって、人生は愛に向かう旅であり、敬虔なたましいほど美しいものはありません。肉体の鍛錬はもちろんよいことですが、もっと素晴らしいことは愛することです。

(David Roper)

愛は敬虔が行動に表れることだ。