1年で聖書を!
◆ 創世記16-19
◆ 創世記16-19
聖書のみことば ピリピ1:21-30
私は、その二つのものの間に板ばさみとなっています。私の願いは、世を去ってキリストとともにいることです。実はそのほうが、はるかにまさっています。―ピリピ1:23
息子のスティーブンは、幼い頃に1週間のサマー・バイブル・キャンプに行きました。しばらくすると「クラウダーのママとパパへ」と書かれた手紙が届きました。そこには「お願いだから、今日僕を迎えに来て」とだけ書かれていたのです。手紙が届くには何日も必要で、迎えに行けるのはそれ以上に先のことでしたが、もちろん幼い息子には理解できません。彼は家が恋しくて、パパとママに会いたいとひたすら願いました。子ども心にさぞや辛かったことでしょう。
この世について考えるとき、スティーブンのようになることがあります。イエスと一緒にいることに憧れ、「キリストとともに」(ピリ1:23)いられる「永遠の家」(伝12:5)に行ければ、どれほど良いかと思います。私たちは神の子どもですから(ヨハ1:12)、この世が真の家になることはあり得ないと知っています。使徒パウロがそうだったように、人生の苦難に見舞われると、なおさらそう思います。ローマで裁判を待つあいだ、パウロは「私は、その二つのものの間に板ばさみとなっています。私の願いは、世を去ってキリストとともにいることです。実はそのほうが、はるかにまさっています」と書きました(ピリ1:23)。パウロは喜んでキリストに仕えていましたが、心のどこかでは救い主とともにいることを望んでいたのです。
イエスとともにいる未来を思うことができるのは慰めです。今よりずっと素晴らしい場所で、ともにいることができるのです。
家に勝る場所はない。その家が天国であるならなおさらだ。
トピック:
天国