1年で聖書を!
◆ レビ記8-10
◆ レビ記8-10
聖書のみことば ローマ8:26-30
すべての慰めの神がほめたたえられますように。神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。―Ⅱコリント1:3-4
ハロルドとキャシーとふたりの息子は、ミネソタ州の森林で竜巻に遭遇しました。数年後、キャシーはその体験を話してくれました。
「主人と長男は離れたところにいましたが、次男と私は小屋に逃げ込みました。100両連結の汽車がやって来るような轟音(ごうおん)が聞こえて、とっさに床に身を伏せました。まもなく小屋は裂けて壊れていき、板切れが飛び回り、私は目を閉じました。エレベーターに乗ったような感じがして、次にビュンと空中に打ち上げられました。そして、湖の上に落とされたので、浮いている木切れにしがみついたのです。」
悲しいことに、彼らの次男は亡くなりました。ハロルドはこの不幸についてこう述べています。「私たちは6週間、毎日泣きました。私たちは、愛なる神が主権者であること、また、私たちが竜巻に襲われることを許されたと信じています。次男はイエスを自分の救い主だと信じていましたから、そのことにも慰められています。」
愛する人を亡くして取り残されたとき、様々な疑問が心に生まれるかもしれません。そのとき、ローマ人への手紙8章28節のみことば、「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」が、大きな慰めになります。この夫婦は、主権者である神は愛だと信じました。そして、悲しくても慰められました(Ⅱコリ1:3-4)。
悲嘆の中で最大の慰めは、神がすべてを治めておられると知っていることだ。