1年で聖書を!
◆ Ⅰサムエル記25-28
◆ Ⅰサムエル記25-28
聖書のみことば ヨハネ1:1-14
ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。―ヨハネ1:14
伝記を書くときの構想の立て方について大学で講義することになっていたので、学生の興味を引く良いアイデアはないかと考えていました。そのひとつは、5、6個の単語だけで人生を表すというものです。ピューリッツァー賞作家のアーネスト・ヘミングウェイの場合、それは「未使用の赤ん坊の靴を売ります」という心の痛むものでした。この短い文の背後に、どれほど悲しい物語があったことでしょう。
数語で人生を表すというコンセプトについて、聖書の登場人物の場合はどうだろうと考えました。すると驚いたことに、聖書の英雄たちの人生は、既にそのように表されていると気づきました。例えば、神はダビデについて「わたしの心にかなった者」と言われました(Ⅰサム13:14、使13:22)。また、パウロは自分自身を「キリスト・イエスの使徒パウロ」(エペ1:1)、テモテのことを「信仰による真実のわが子」(Ⅰテモ1:2)と言い表しています。「処女がみごもっている」(マタ1:23)というマリヤについての言葉はどうでしょう。「人となって、私たちの間に住まわれた」(ヨハ1:14)は、イエスについての言葉です。
信仰者の人物像を簡潔に表す練習をすると、自分の場合は、どうだろうかと考えさせられます。その文章は積極的でしょうか。それとも消極的でしょうか。それは「愛するのが難しい人」ですか。それとも「主のために輝いている光」でしょうか。あなたの人生を簡潔に表したら、どんな風になるでしょう。
さまよっていたが、見出された。限りなく感謝している。
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御霊の実