1年で聖書を!
◆ ヨブ記38-42
◆ ヨブ記38-42
聖書のみことば Ⅱコリント12:14-21
私はあなたがたのたましいのためには、大いに喜んで財を費やし、また私自身をさえ使い尽くしましょう。―Ⅱコリント12:15
夫婦で海外旅行をするときは、まず銀行に行き、アメリカドルを旅行先の通貨に両替(変換)してもらいます。そうすれば、新しい通貨は旅先の支払いに使用できます。
クリスチャンになるとは、通貨の両替(変換)のようなものでもあります。人生を通貨に例えましょう。両替は、ひとつの通貨から別の通貨に変えることです。私たちは古い自分を差し出して、新しい自分に両替しました。そうして手にした新しい通貨(自分)は、神の御国という新しい国で、使うことができるのです。自分の人生をこの世のために使う代わりに、キリストが目指しておられることのために使うことができます。両替さえすれば、そういう人生をスタートさせることができます。
使徒パウロは、この変換の良い例でしょう。ダマスカスへ向かう途中、彼は劇的に転換しました(使9章)。そして、自分の人生をまったく違うことに使いだしました。クリスチャンを投獄して殺すことから、クリスチャンでない人をクリスチャンに転換させるために働いたのです。そして、クリスチャンになった人たちに豊かな実をならすために、残りの人生をささげました。「…私はあなたがたのたましいのためには、大いに喜んで財を費やし、また私自身をさえ使い尽くしましょう…」(Ⅱコリ12:15)と、コリントのクリスチャンに書き送っています。彼は自分の霊の子どもたちを教え導き、霊的に望ましい方向に進ませることに、すべてを賭けたのです(14、19節)。
クリスチャンになるとは、死後どこに行くかを変更するだけのことではありません。人生の一日一日を、どのように生きていくかを変えることです。
クリスチャンには一瞬でなれるが、クリスチャンに造り変えられるのは一生かかる。
トピック:
御霊の実