癌の治療をして1年後、定期健診に行った友人が結果を知らせにやってきました。彼の笑顔を見て、良い結果だったに違いないと確信しました。友人によると、1年目の定期健診をした医師は、すべての検査結果から判断して「100パーセント白です」と言ったそうです。「100パーセント白」とは、何と素晴らしいことでしょう。その言葉は、彼の生命を脅かしていた病気の痕跡が、彼の身体にまったく見られなくなったことを意味しています。私たちは彼が完治したことをともに喜びました。

ダビデ王はバテシェバと関係を持つという道徳的な罪を犯したことを後悔し、「100パーセント白」と言われるような、きよい状態に戻りたいと切望しました。彼は、罪による汚れがぬぐい去られること願って「神よ。私にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください」と叫びました（詩51：10）。そんな彼にとって（そして私たちにとっても）素晴らしい知らせは、罪は処置できるという事実です。きよくなる必要にかられたとき、「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます」（Ⅰヨハ1：9）というヨハネの言葉は、私たちに希望をくれます。

私たちは自分で自分の心をきよめることはできません。それができるのは神だけです。私たちが自分の罪を告白するならば、神は私たちを真っ白にしてくださいます。

（Bill Crowder）

神に告白すれば、神は必ずきよめてくださる。