自制は、修得することが最も難しいもののひとつでしょう。悪い癖や態度、間違った考え方などは、なかなか克服できません。努力しようと心に決め、誰かの助けを借りてチェック体制を作ったりしますが、本当のところは、変わる意志も自分を変える力もないと分かっています。話し合ったり、計画を立てたり、自己啓発の本を読んだりするものの、自分の内側にある問題は、簡単には乗り越えたり、治めたりできません。
ありがたいことに、神は、そんな私たちの弱さをご存知です。また、自制の方法もご存知です。聖書は「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません」と語ります(ガラ5:22–23)。つまり、自制を身につける唯一の方法は、聖霊にあなた自身を治めていただくことです。
言い換えるならば、解決の鍵は「努力」ではなく「降参」です。神に降参し、人生の主導権を明け渡し、自分の力ではなく、神を頼り、神に従っていつも過ごしましょう。それが、使徒パウロの言う「御霊によって歩みなさい」(16節)ということです。
あなたは、自分を変えたいと思っていますか。神が心に住んでおられるので、変わることは可能です。人生の主導権を神に明け渡すならば、イエスのような霊の実を豊かに実らせてくださいます。 (ゲストライター)
成長して変わっていくために、主よ、あなたの力が必要です。私は人生の手綱をあなたに渡します。どうか、聖霊に満たされて、あなたに従順になれますように。どうか、私を教えてください。
神が見ておられるのは、私の能力ではなく、 私が人生の手綱を神に渡すかどうかだ。