三位一体
三位一体:神は1人?それとも3人?
マンスリートピック
知識 | 2025年9月のトピック
神について聖書は、父なる神、子なる神、聖霊なる神、と教えます。神は、永遠なる一つの本質、三つの位格を持ったお方です。三つの位格なので、それぞれに神の本質の内にある独自の役割があります。父は創始者、御子は実行者、聖霊は啓発者、と各々の位格は自己認識を持ち、主体的に決断します。しかし、どの位格も自分勝手に行動したり、他の二つと対立したりしません。
御父、御子、聖霊は皆、創造に関わられました。聖書は、神が万物を「御子において造られ」(コロサイ1:16)、「神の霊が水の面を動いて」いた(創世記1:2)と語ります。
救いについては、父なる神が世を愛し、その独り子をお与えになりました(ヨハネ3:16)。キリストの復活と昇天の後、御父と御子が聖霊を遣わされました(14:16、16:7)。
イエスは、弟子たちに「父と子と聖霊の名によって」洗礼を授けるように命じ、三位一体の神を示されました(マタイ28:19)。
三位格を持つ1 人の神。この神は、私たちを愛し、私たちの救いのために御子を遣わされた天の父であり、私たちが受けるべき罰を代わって受けるために、人となられたイエス・キリストであり、私たちの内に住まわれ、罪に対する勝利を与えてくださる助け主、慰め主なる聖霊です。
この三位一体の神は、私たちの祈りに耳を傾け、悩みやつらさを理解し、御国に導いてくださるお方です。
Do Christians Believe in Three Gods? © 1992, 2002 から抄訳。
父、子、聖霊が一つの神であるという三位一体の教えは難解で、分からないままでいいとあきらめる人もいるでしょう。 9 月は、この三位一体の教えに取り組みました。
【このテーマは今月の以下のエッセーでも取り上げています。】
1日 喜びの源泉
8日 現実と真理
15日 キリストの弟子を作る
22日 正しく認識する