恵みの賜物:祝う理由

いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。—ルカ2:14

ウクライナのクリスマスのお祝いには、数々の素敵な習慣があります。例えば、ベツレヘムの飼葉おけを忘れないために、食事のテーブルの上に干し草の束を置きます。お祝いの中で、救い主がこの世に来てくださった夜の出来事を再現したりもします。クリスマスの祈りがささげられ、その家の家長が「キリストがお生まれになった!」と挨拶すると、家族みんなが、「キリストに栄光を!キリストをほめたたえよう!」と応答します。

このやり取りは、キリストがお生まれになったあの夜、天の軍勢が夜空をおおうように現れた、ベツレヘムの牧場に私を連れて行ってくれます。神の御使いはこう宣言しました。「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです」(ルカ2:11)。すると天の軍勢が、「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように」と応答したのです(14節)。

この一対のメッセージは、クリスマスというこの素晴らしい時に更なる奥行きを与えます。救い主が、神の赦しと永遠の希望を携えて来てくださいました。そのお方は、私たちが全身全霊でほめたたえるにふさわしいお方です。

「いと高き所に、栄光が、神にあるように。」 BILL CROWDER

神の愛の壮麗さは、イエスの到来の内に啓示されている。


聖書のみことば:ルカ2:6-14

6 ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、7 男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。8 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。9 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。10 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。11 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。12 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」13 すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現れて、神を賛美して言った。14 「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」

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