無条件

小さな子どもは、母親の買い物について行くのが好きです。しかし時には、「リンゴはリンゴなのに、なぜあんなに時間をかけて品物を選ぶのだろう」と不思議がっているかもしれません。 しかし、ママは条件に見合っているかしらと考えているのです。心理学者によると、人は恋に落ちるときでさえ、無意識に条件を思い巡らせていると言います。

神はどうでしょう。聖書は「神は愛です」(ヨハネの手紙第一4:16)と語りますが、それは、神も人のように恋に落ちるということでしょうか。私たちは、神の「愛された」について考えようと思います。神の愛は「そのひとり子をお与えになったほど」の愛だと聖書は語ります。そのひとり子とは、神のひとり子、すなわち、父なる神から生まれ、父なる神とともにいて、その品性をすべて備えた、神であるお方のことです(コロサイ1:15-20)。

神がご自分のひとり子を人類救済のために与えるとは信じがたい話ですが、本当のことなのです。神は躊躇することなく、ご自分のすべてを、私たちにくださいました。神は、ご自分を与え尽くすという特性を持っておられ、神の愛は無条件です。何も惜しまれませんでした(ローマ8:32)。神にこのように愛されるとは、何と嬉しいことでしょう。あなたは、その愛に応えたいと思いませんか。

 

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