最高の贈り物

神が本当に愛していると、どうして分かるでしょう。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された」の原文はギリシャ語ですが、そこでは「神の子、唯一の我が子、神は与える」となっていて、与えたものの大きさが強調されています。 また、「ひとり子」(ヨハネ1:14, 18)は、「比類ない、特別な」という意味です。しかし、神のひとり子とは誰なのでしょう。

ヨハネの福音書は冒頭で「ことば」が神ご自身だと宣言しています(ヨハネ1:1-4)。「ことば」は人となって、私たちの間に住まわれましたが(ヨハネ1:14、マタイ1:23)、それは、私たちを救うためでした(マタイ1:21、ヨハネ3:17、ヨハネの手紙第一4:14)。福音書を読み進むと、そのお方はイエスだと分かります。そして、イエスは「わたしと父とは一つです」(ヨハネ10:30)とか、「わたしを見た者は、父を見たのです」(ヨハネ14:9)と言われて、ご自分が神だと教えておられます。

自分自身をささげる以上の贈り物があるでしょうか。神のなさったことは、そういうことです。神は、ご自分のすべて、いのちさえ私たちにくださり、神の愛の大きさを示してくださいました(ヨハネ15:13、ローマ5:6-8、ヨハネの手紙第一4:9-10)。イエスの人生は、神の計り知れない愛を表しています。

イエスこそが、最高の贈り物です。言葉に表わせないほどの尊い贈り物のゆえに、神に感謝します(コリント人への手紙第二9:15)。

 

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