普遍的な愛

神の愛の対象は何だと思いますか。ヨハネの福音書3章16節によると、それは「世」です。これは当時のユダヤ人にとって衝撃的なニュースでした。彼らは、自分たちだけが神に愛されているという選民思想を持っていて(申命記7:6-8)、他の民族にはかかわりたくないと思っていました。しかし、神は全世界を愛しておられ、すべての民族を救いたいと願っておられました(創世記12:3、イザヤ65:2)。ヨハネが「世」というとき、それは罪に汚れた人間の社会を意味します(ヨハネ1:10、7:7、14:17、15:18-19)。要するに、神の愛は、ユダヤ人からすべての民族、部族、国民、そして罪人に及びます。ヨハネはこのことを、当時の読者たちに(そして私たちにも)分かって欲しいと考えました(ヨハネの黙示録5:9)。

神の愛は普遍的で、えこひいきはありません。神はすべての人を愛しておられます。私たちはどんな人に対しても、「神はあなたを愛しておられます」と言うことができます。そして、御子イエスを信じて罪を離れ、神の愛を体験しましょうと勧めることができます。

神はご自分の愛を届けたいと熱望しておられます。あなたを通して、あなたの周りの人を愛したいのです。あなたは神に協力しますか。それなら今、自分の置かれた場所で始めましょう。職場や学校、家の近所で神に用いられましょう。

 

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