寄稿者

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Julie Ackerman Link

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ジュリー・アッカーマン・リンク氏は、多くの著書の編集を手がけ、Discovery House Publishersから自身の著書Above All, Love(「何よりも愛」邦訳なし)が出版されています。夫ジェイとともに教会の奉仕にも積極的に関わっています。

寄稿一覧 Julie Ackerman Link

何を蒔くか?

母校の時計台には「種蒔く人」というレリーフがほどこされ、その台座には「何であれ人が蒔いたもの」と碑文が刻まれています。これはガラテヤ人への手紙6章7節からとられたものです。ミシガン州立大学は農業の研究でトップレベルですが、技術の改良がどれほど進んだとしても、「トウモロコシの種から大豆を育てられない」ことは変わりません。

契約の条件

インターネットショッピングをするとき、送信ボタンをクリックする前に契約条項を全部読みますか。私はめったに読みません。契約の項目は延々とつづき、その中の法律用語は普通の人にはさっぱり分かりません。

境界線は引けない

カナダ人宇宙飛行士クリス・ハドフィールドは、国際宇宙ステーションの船長でした。地球から300キロ以上離れたところから地上のスタジオにいる学生たちといっしょに、エド・ロバートソンとの共作のオリジナルソングを歌いました。

聖なる、聖なる、 聖なるかな

楽しい時間は、すぐに過ぎていきます。科学的ではありませんが、体験からそのように思うのです。人生がうまくいっていると、時は早く過ぎていきます。好きなことをしていたり、好きな人といっしょにいたりすると、時を忘れてしまいます。

自分の手で

列車は私たちを乗せて、ミシガン州西部の湖岸沿いに広がる豊かな大地を走っていました。初夏になり、畑では作物が実りはじめています。人々は膝をかがめ、朝露に濡れながら赤く熟したイチゴを摘んでいました。ブルーベリーの木は、降り注ぐ太陽の光をいっぱいに浴び、大地から養分を存分に吸い上げていました。

容赦なし

我が家の車のあだ名は、「せっかち君」です。日曜の朝は、ことさら気ぜわしくなります。教会で必要なものをすべて車に積み込んで、助手席に乗り込みます。そしてドアを閉めるやいなや、夫のジェイが車庫から車を出すのですが、私がまだごそごそしているうちに、シートベルトの警告音が鳴り始めます。「お願いだから、ちょっとだけ待って」と言っても、答えはもちろん「ノー」です。シートベルトを装着するまで、警告音は容赦なく鳴りつづけます。

金の継ぎ目

英国コッツウォルズ地方を旅行したとき、おみやげにボーンチャイナのマグカップを購入しました。気をつけて使っていましたが、そのうちのひとつが台所の流しに落ちて割れてしまいました。日本には金継ぎという芸術があることを最近知ったのですが、そのとき、このマグカップのことを思い出しました。

シュレックに会おう

羊のシュレックは群れからはぐれてしまい、行方不明になりました。6年後、ニュージーランドの高地にある岩だらけの洞窟でシュレックは発見されましたが、発見した人は、それが羊だとは分かりませんでした。その人は、「まるで聖書に登場する生き物のようだった」と言ったそうですが、ある意味ではそのとおりです。シュレックを見れば、羊飼いから離れた羊がどのようになるのか分かるでしょう。

広角レンズ

神の素晴らしい御業を3ヶ月の間、至近距離、それも空中から見下ろした状態で見る機会がありました。ノーフォーク植物公園の地上約30メートルの地点にビデオカメラが設置され、ハクトウワシの一家の生活が、インターネットでリアルタイムに配信されたのです。