万物を創造された神
映画『スタートレック』の俳優ウィリアム・シャトナーは、2021年、ロケットに乗って宇宙旅行を楽しみました。そして、後日、その体験を振り返り、搭乗前に想像していた己の心情は的外れだったと語りました。宇宙の壮大さは、生きとし生ける物との深い絆を感じさせてくれると思っていたのに、実際の宇宙は、冷たく空虚な闇の空間で、悲しみを禁じ得なかったそうです。そして、あらためて、地球の美しさともろさをしみじみ思ったといいます。
信頼できる避けどころ
娘の最も鮮明な幼少時代の思い出は、父親が補助輪なしで自転車に乗ることを教えてくれた日のことだといいます。夫は娘の後輪のハブに足を乗せてバランスを取り、娘はペダルに足を乗せたまま二人一緒にハンドルを握り、緩やかな短い下り坂を滑るように走りました。娘は、自分の感じていた恐怖とは対照的に、父親がうれしそうに笑っていたことを覚えています。あっという間の走行だったので、当時、夫は娘の不安に寄り添えませんでした。今日、二人でその時のことを話していましたが、絶対に大丈夫だと分かっていたという父親の言葉に、娘は納得したようでした。
羊の大移動
前の車が止まりましたが理由が分かりません。道はガラガラで、見たところ、何の問題もなさそうです。と、驚いたことに、何千頭もの羊が、突然湧いたように現れ、高速道路を横切って行きました。私はアイダホ州に来て間もなく、春になると羊がボイシ山麓に移動することを知りませんでした。地元の牧場主は羊の群れを麓に導き、羊たちは夏の間、そこで新鮮な青草を食むのです。
神の御名をほめ歌う
ダイアナは視力が衰え、不安でしたが、やがて思考が困難になって同じことを繰り返し言うようになりました。症状から見て、問題は目ではなく脳だろうと思って調べると、大きな腫瘍が見つかり、切除しなくてはなりませんでした。しかし、彼女は手術をすると歌えなくなるかもしれないとちゅうちょしました。歌は彼女の生きがいで、家族共通の趣味でした。そこで執刀医は、患者が目覚めている状態で腫瘍の摘出を行う覚醒下手術という信じられない提案をしました。そして手術中にダイアナに歌わせることで、歌うための神経回路を傷つけていないと確認できるようにしたのです。二人は手術中にデュエットさえして、その様子は録画されました。
聖霊に変えていただく
ニール・ダグラスは、アイルランド行きの飛行機で、彼の席に間違って座っている人に声を掛けました。すると何と、自分とそっくりな顔立ちです。周囲の人も笑い出し、二人は並んで自撮りをしました。ホテルにチェックインする時に再び会い、パブでも顔を合わせました。この他人の空似のツーショットは、SNS上で話題になりました。
へりくだる誉れ
小学校で5年生を担任するジェニーは、子どもたちを音楽室や図工室などに引率します。彼女が「並びましょう!」と言うと、子どもたちは列の前方のポジションを争って、押し合いへし合いを繰り広げます。ある日ジェニーは、児童たちが一列に並んだところで、「回れ右!」と言いました。さっきまで最後尾だった子どもが先頭です。みんなは「えー?!」と驚きの声を上げました。
永遠に失われない喜び
ノルウェーのある村に、2014年、道を渡る際にふざけることを促す標識が立てられました。その目的は、ふざけて歩く本人や周りの人が一時の笑いを楽しみ、村を明るくすることでした。この種の「おふざけ」は、落ち込んだ心を一時でも和ませ、笑顔をくれます。
キリストを着る
ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッション心理学を教えているローズ・ターナー氏の研究は、服装が人の思考や行動、そして感情に与える影響についてです。衣服は身体に触れる「第二の皮膚」であり、その時々の自分の役割や状況に適切に対応できるように手助けをしてくれると言います。たとえば、ユニフォームを着ると仕事モードになり集中力が高まります。また、思い出の詰まった古い服は、緊張を強いられるときに、平常心を保つ力を与えてくれます。
休息の時間
元オリンピック選手でランニングコーチのジェフ・ギャロウェイが提唱するマラソンのトレーニングには、思いがけない要素が含まれています。彼は「ラン/ウォーク」戦略をビギナーにも経験豊富なランナーにも推奨します。つまり、何分か定めて走った後に少し歩く、を繰り返すのです。これには驚く人も多いのですが、短く間合いを取って歩くと体がさっと回復し、42.195キロを通して走るより速いタイムが出せるというものです。