自分を好きになり、自分らしさを大切にする、という考えは聖書に反する、という人がいます。一方で、聖書こそそうするべきだと教えている、と確信している人もいます。
実際、自分を好きになり、自分らしさを大切にすることは、聖書が授ける知恵によってでも、そこから逸脱してでもできます。というのは、自尊心には、高慢な自尊心と謙遜な自尊心の両方があるからです。
この冊子は、人が神の視点で自分を見ることができれば、自分を尊び、自分を大切にすることができる、という確信に基づいて書かれています。神がさせてくださるなら何でもできると信じている人たちこそ、もっとも健全でもっとも現実的な自己イメージを持っている人たちです。(A6版 48ページ)