礼拝

礼拝がもたらす恵み

マンスリートピック
実践 | 2021年11月のトピック

ウェストミンスター小教理問答は、「人のおもな目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を喜ぶことです」と述べます。神の栄光をあらわすとは神を礼拝することです。永遠に神を喜ぶとは、礼拝がもたらす報いです。そこには、具体的な恵みがあります。

赦し:真の礼拝者は、神が聖なるお方であると知り、神の赦しを受け入れます(ローマ5:1、 Ⅰヨハネ1:9)。礼拝をとおして人はきよめられます。

導き:神を敬う者には知恵が与えられ、日々神の導きを受けます(詩篇25:4–12、箴言1:7、 3:5–6)。

備え:イエスは、私たちが神を第一に求めるならば、神が物質面の必要を満たしてくださると言われました(マタイ6:33、詩篇23、 37:3–6 も参照)。

愛:真の礼拝者は、神の愛を体験します(詩篇63:3、ヨハネ14:21、23、ローマ5:5)。

力:神にすべての栄光を帰す人には、神の望まれることをなす力が与えられます(Ⅱコリント12:7–10、エペソ3:14–21、ピリピ4:13)。

守り:主を認める人は、主によって常に見守られ、刻々と変化する状況でも守られます(詩篇5:11–12、Ⅰペテロ1:5)。

栄光:真の礼拝者はいつの日か栄光を受けます。新しい天と新しい地を受け継ぎ、信者と御使いによる完成された終わりのない礼拝に加わります(Ⅱペテロ3:13、 Ⅰヨハネ3:2、黙示録19:1–10)。

礼拝と聞くと、教会に集まったり賛美歌を歌ったりすることをまず思い浮かべる人は少なくないでしょう。しかし、神を礼拝するとは、それらの行為にとどまりません。11 月は、11 月1、8、15、22 日のエッセーでもこのトピックを取り上げています。今月、まことによって神を礼拝するとはどういうことか、理解がより深まりますように。