励まし

人を元気づけることば

マンスリートピック
関係 | 2022年12月のトピック

リンカーンは、歴代の米国大統領の人気投票で第一位です。うつ病を患い、若い頃には近所の人たちに安否を気遣われるほどだった彼が、重圧の中どのようにして多くの偉業を成し遂げたのでしょう。

リンカーンが暗殺された夜、ポケットから新聞の切り抜きが複数発見されたといいます。どれも、彼の指導者としての手腕や社会貢献を賞賛する記事でした。

人には励ましが必要です。ヘブル人への手紙の著者は10章23-25節でこう語ります。「約束してくださった方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白し続けようではありませんか。また、愛と善行を促すために、互いに注意を払おうではありませんか。ある人たちの習慣に倣って自分たちの集まりをやめたりせず、むしろ励まし合いましょう。その日が近づいていることが分かっているのですから、ますます励もうではありませんか」

エペソ人への手紙4章29節には、「悪いことばを一切口に出してはいけません。むしろ、必要なときに、人の成長に役立つことばを語り、聞く人に恵みを与えなさい」とあります。もし、私たちが家庭や教会、地域社会でこれを実践するなら、どんな世界になるでしょう。

独りで生きようとしないでください。ヘブル人への手紙10章25節は、集まることを諦めてはいけないと警告します。イエスも一匹狼ではありませんでした。生活も働きも仲間と共にされ、必要な時には親しい友にとりなしを頼まれました。イエスが支えを求められたのですから、私たちはなおさらそうすべきです。

誰も独りで生きることのないように、人生の旅路を共に歩みつつ、励まし合うことを心がけましょう。

Jenny Rae Armstrong著「Words Matter」© Our Daily Bread Ministriesから抜粋。

どうすればイエスを信じる信仰の歩みを励まし合えるでしょうか。今月は、聖書にある知恵と神のまことの愛を覚え、キリストにあって互いを高め合うことについて考えました。このテーマは、12月181522日のエッセーでも取り上げています。