キリストを信じる者として成長する

キリストを救い主だと信じた後、どのようにしてキリストと絆を深めていくのでしょう。

イエスは、ご自分に従う者を導き、見守ってくださる「良い牧者」と呼ばれています。主は言われました。「わたしの羊たちはわたしの声を聞き分けます。わたしもその羊たちを知っており、彼らはわたしについて来ます」（ヨハネ10:27）。「良い牧者」の声を聞き分けるために、次に挙げる4つのコミュニケーションが鍵となります。

神からの語りかけ

聖書を読むとき、神はみことばによって語り、ご自身について教えてくださいます（Ⅱテモテ3:16）。

私たちの応答

神は、語りかけを理解できるように助けてくださいます。私たちは心から神に応答し、自分の必要を神に委ねます（ヨハネ15:7）。

神の家族との会話

キリストを信じる者同士でつながると、励まし合いを体験し、神が愛してくださったように愛したいと思うようになります（ヘブル10:24-25）。

キリストについて誰かに話す

イエスは、ご自分のことをまだ知らない人に伝えてほしいと望んでおられます（マタイ4:19）。その方法の一つは、相手に純粋な関心を持つことです。人のことを親身に考えて言動をする姿に以前との違いを感じ取って、その理由を知りたいと思う人が現れるかもしれません。

神は一人一人と独自の関係を築いてくださるので、まったく同じ信仰の歩みはありませんが、本当に信じているなら、神の声に耳を傾け、応答し、信者同士で交流し、まだキリストを知らない人々に証しすることを望むはずです。キリスト者として歩みだすにあたり、神から適時適切な助けをいただいて、両者の関係を深めていきましょう。

イエスを信じてたましいが成長するとは。イエスを信じる者は、信仰や悔い改めをはじめあらゆる分野で成熟を目指すことを求められます。
【このテーマは今月の以下のエッセーでも取り上げています。】
1日　神の御手の中に
8日　試練によって強くなる
15日　パズルの完成
22日　聞くことに始まる信仰