イエス — ご人格と働き

わたしは道である

マンスリートピック
知識 | 2025年1月のトピック

「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない」(ヨハネ14:6)。「わたしに味方しない者はわたしに敵対」している(マタイ12:30)。これらの言葉に、私たちはどう反応すべきでしょう。中立ではいられません。米国人作家シェルドン・ヴァナーケンは、C.S.ルイスとの文通でキリスト教について語り合い、この事実に向き合わざるを得なくなりました。

彼は著書『A Severe Mercy』(厳しい憐れみ、未訳)で、自分が「後戻りできない」ことを知り、身震いしたと言います。

「私はキリスト教を一種のおとぎ話のように考えていた。会ったことのない相手を受け入れも拒みもしない。しかし、イエスと出会ってしまった。もはや、メシアの存在を信じるかということではない。自分の出会ったお方を認めるか否かだ。神よ、もう後戻りはできません! 受け入れるのも怖いが、拒んだとしたら? 『あのお方はきっと正真正銘の神。私は神を拒絶してしまったのだ』というおぞましい念に取りつかれるだろう」

ヴァナーケンは、「父、子、聖霊を信じる。キリストを、わが主わが神と信じる」道を選びました。そして、語ります。「キリスト教には、本質的な真理の響き、感触がある。それによって、人生は空虚から充実に、無意味から有意義になるのだ」

私たちも各々、同じ決断を迫られます。イエスはご自身について、今からとこしえまで、人の形をとった神、この世の救い主、命の源であると宣言し、私たちに応答を求められます。あなたはどう答えますか。

Jack Kuhatschek著 I am the Way: The Amazing Claims of Jesus 抄訳。原文はこちらで読めます。DiscoverySeries.org/Q0221.

キリストはご自身の生涯、死、復活、昇天を通して何を実現されたでしょう。
【このテーマは今月の以下のエッセーでも取り上げています。】
1日 イエスの物語
8日 ろう者の心
15日 神との新しい始まり
22日 神だと分かる