母の存在について

     



創造主なる神さま、あなたがご自分に似せて私の母を造ってくださり、彼女に命を与えてくださって感謝します。 私を造り、私の命を育むために母を用い、出産の痛みを幸せに変え、私を世に送り出してくださり感謝します。

神よ、私を健全な大人に育てようと努力する母を支えて、心身の健康、勤勉さ、忍耐を与えてくださり感謝します。子育てに悩むときには、聖書のみことばや信仰の友、父や親族などを通して、知恵や慰め、励ましを与えてくださり感謝します。

主よ、大人になって自分の道を歩み出した私を尊重して、自立を見守るように母を導いてくださり感謝します。年を重ねていく中で、あなたをますます信頼できるように母を助けてください。心豊かな日々を送ることができるように、どうか祝福してください。

主イエス・キリストの名において祈ります。アーメン!

関連する聖書:使徒17:24-25、詩篇71:6、139:13、ヨハネ16:21

考えてみましょう


1. あなたの母子関係の中で最も印象に残っていることは何ですか。

2. あなたは、どうやって母に感謝の気持ちを表しますか。


信頼を学ぶ



聖書のみことば: イザヤ書66:7-13

主に信頼して善を行え。地に住み、誠実を養え。―詩篇37:3

コマドリのヒナの写真を撮ろうとして茂みにカメラを置くと、ヒナは目を開けずに口を開けました。枝が動くときはいつも、母鳥が来て餌がもらえます。それで、今、ガサガサと茂みで音を立てているのが何なのか、彼らは目を開けて見ようともしませんでした。

愛情深い母親というのは、この種の信頼を子どもたちに与えてくれます。そんな母親がいるのは祝福です。私は、母がテーブルの上に置いてくれた物を疑うことなく食べて育ちました。嫌いな物も食べさせられましたが、母がそうするのは、私にとって大切なことだからと分かっていました。もし、母が手間暇を惜しんだなら、ファーストフードばかりを食べさせられていたでしょう。〇〇しなさいとか、〇〇してはいけませんと、あれこれ言われましたが、母は私の最善を考えて、そう言っていると分かっていました。母の目的は、私の楽しみを取り上げることではなく、私を守ることでした。

神と私たちの関係は、母子の関係に例えられています。神は「母に慰められる者のように、わたしはあなたがたを慰め、…」と語っておられます(イザ66:13)。私たちは神の子どもなので、自分に何が起こるのだろうと恐れたり、他の人の身に起こったことをうらやんだり、ねたんだりする必要はありません。「…不正を行なう者に対してねたみを起こすな」と聖書は語ります(詩37:1)。神が良いお方であると信頼するなら、私たちは、神の忠実さによって養われていきます。


私たちは、神の配慮に取り囲まれている。


作者:Julie Ackerman Link