人の役に立つことについて

     



聖なる神よ、あなたをたたえます。あなたは、一人ひとりに長所や才能という恵みを与え、それを用いて人に仕える機会も与えて、豊かに報いてくださるお方です。

母の長所や能力を感謝します。また、それを用いる機会を与えて、他の人に益をもたらせたことを感謝します。正しい知識と知恵を与え続けてください。賢明な発言をして、周囲の人々に大切なことを気づかせ、あなたの善良さを反映できますように。

母に思いやり深く暖かい心を与えてください。貧しい人や孤独な人に心を寄せ、自分にできることを喜んでして、すべての人を主の祝福で包んでいけますように。

主イエス・キリストの名において祈ります。アーメン!

関連する聖書:箴言31:10-31、ローマ15:1-2、エペソ4:29、ヤコブ1:17

考えてみましょう


1. お母さんは周りの人々にどのようなプラスの影響を与えていますか。

2. あなたが真似すべきお母さんの長所は何ですか。


コリーヌ



聖書のみことば:  Ⅰペテロ4:7-11

つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。―Ⅰペテロ4:9

ある年の冬、「デイリーブレッド」のイベントがオーランドで開かれたとき、私は配布ブースにいました。すると、コリーヌという女性がやって来て、喉が渇いていませんか、お腹は大丈夫ですか、と尋ねました。私たちは「大丈夫ですよ」と答えましたが、彼女は「でも、何かおなかに入れなくちゃ」と言います。そして数分後、おやつと冷たい飲み物を持って戻って来ました。

イベントの開かれた2日間、彼女は差し入れを持って私たちの様子を見に来ては、ごみを持ち帰ってくれました。そんな中、私は感謝して、「あなたにはもてなしの賜物がありますね」と言うと、彼女はうつむいて「さあ…どうかしら。でも、あなたはデボーションエッセーを書き、私はごみの片付けをして…こうやって、神に栄光が帰されるのですよね」と語りました。

コリーヌは、神の栄光のために、誰かの手伝いをしたいと願っていました。彼女には、確かにもてなしの賜物があり、それをよく用いていました。神はご自分の子どもたち一人ひとりに、業と能力を授けておられます。ですから、主は私たちを通して、人々に働かれるのです。霊の賜物については、ローマ人への手紙12章4~13節、コリント人への手紙第一12章27~31節、エペソ人への手紙4章7~12節、ペテロの手紙第一4章9~11節に記されています。

主は私たちに賜物を与えてくださいました。それは「すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです」(Ⅰペテ4:11)。


あなたは、あなたにしかできない方法で神に栄光を帰するようにと造られた、唯一の存在だ。


作者:Anne Cetas