1年で聖書を!
◆ エレミヤ書32-33
◆ ヘブル1
◆ エレミヤ書32-33
◆ ヘブル1
聖書のみことば Ⅱ列王記5:1-15
私は今、イスラエルのほか、世界のどこにも神はおられないことを知りました。―Ⅱ列王記5:15
ジョンは無学で身分の低い人です。しかし神は、彼を用いてモザンビークの和平交渉を始められました。彼の名は正式な文書には登場しません。ただ、自分の知人のふたりを引き合わせただけだからです。それは、ケニヤ大使ベスウェル・キプラガットと某モザンビーク人でした。しかしこの出会いが、10年間続いた内戦の終結につながりました。
キプラガットはこの体験から、すべての人を尊敬する大切さを学びました。「無学だから、白人だから、黒人だから、女性だから、老齢だから、若いからなどと言って、あなどってはいけません。すべての出会いは神聖で、尊ぶべきものです。そこに思いがけないものが準備されているかもしれないのです」と、キプラガットは語ります。
これは真理だと聖書も語っています。旧約聖書の登場人物、ナアマンはアラムの王の将軍でしたが、人々に恐れられていたツァラアトにかかりました。そのときナアマンのもとには、イスラエルから捕虜として連れて来て、妻の召し使いにした若い娘がいました。彼女はナアマンの妻に、預言者エリシャならご主人を治すことができると知らせました。ナアマンは、身分の低い召し使いの助言を聞くことをいといませんでした。そのために、病気が治っただけでなく、唯一無二の真実の神を知ることもできたのです (Ⅱ列5:15) 。
あの人の言うことを聞く者は多くないだろうという人を通して、神が語られることがよくあります。神のみ声を聞くために、こういう人の話にも、よく耳を傾けましょう。
(Julie Ackerman Link)
神は普通の人を使ってご自身の並外れた計画を実行する。