1年で聖書を!
◆ エレミヤ書37-39
◆ ヘブル3
聖書のみことばヘブル3:7-15

 
「きょう」と言われている間に、日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされてかたくなにならないようにしなさい。―ヘブル3:13


数年前、友だちが面白い自己啓発 セミナーに連れて行ってくれました。焦点はお金や成功を得ることではありません。自分の個性や人生の意味、目的などを理解できるように各人を導き、その後で、より良い生き方のために役に立つ方法を教えてくれました。その中で今も覚えているモットーは「今すぐ、行いなさい」というものです。というのは、やらなければならないことを先伸ばしするためには、それを即実行するのと同じだけの労力が必要だから、というのです。ずるずると先延ばしするなら、パワーを奪われます。一方で、ものごとをやり遂げたときには、すがすがしい安堵感が与えられます。

この原則を霊的に適応したみことばが、ヘブル人への手紙3章にあります。「きょう、もし御声を聞くならば、…心をかたくなにしてはならない。…「きょう。」と言われている間に、日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされてかたくなにならないようにしなさい」(ヘブ3:7-8、13)です。このみことばは、主にすぐ従いなさいと即時性を強調しています。もし、イスラエルの民が主に従っていたなら、どれほど早く約束の地に辿り着けていたことでしょう。私たちには知る由もありませんが、自分たちの反抗的な態度が原因で、彼らが40年もの長い間、旅をし続けたことは確かです。ひと世代の人たち全員が、すばらしい体験をまったくせずに終わったのです(8-11節)。
 

主のお望みになる生き方に気づいたら、ただ「はい!」とだけお応えしましょう。口答えしたり、ぐずぐずしたりせずに、即座に行動しましょう。 (David McCasland)

いますぐ行動を起こしなさい。明日が来て、今日が昨日になってしまわないうちに。