1年で聖書を!
◆ エレミヤ書40-42
◆ ヘブル4
聖書のみことば コロサイ1:9-14

 
主にかなった歩みをして、―コロサイ1:10


色々な教会が入り口にスローガンを掲げていますが、私はそれを見るのが好きです。つい最近、「どうぞ、お入りください。そして、神がおられることを感じてください!」というスローガンを見かけ、その言葉に注意を引かれました。なぜならば、これは教会が人々に提示している大切な約束ですが、守るのが難しい約束でもあるからです。気をつけていなければ、教会は神のご臨在を感じさせる場所ではなく、私たちの存在ばかりがクローズアップされる場所になってしまうからです。

では、神の存在を実感してもらうために、私たちは何をすべきでしょう。それは、各々が主イエスを模範とした生き方をすることです。社会的階級や人種や文化の違いに関わらず、みんなが安心できる居場所が教会だというならば、その第一歩は、どんな人をも温かく受け入れてもてなし、率先して互いに仕え、愛を目に見える形で表し、互いの欠点に関しては、忍耐をもって許容範囲を広くしなくてはなりません。パウロは、「主にかなった」(コロ1:10)歩みをしなさいと語っています。そして、主にかなった生き方というのは、謙遜と柔和です。また、愛をもって互いに忍び合い、平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保つことです(エペ4:2-3)。
 

私たちの内におられる神の存在を、周りの人が実感できるような生き方をしましょう。どこにいても、そして、特に教会ではそうしましょう。 (Joe Stowell)

キリストとともに歩む人は、まわりの人々すべてに、神の存在を感じさせる。