1年で聖書を!
◆ エゼキエル書30-32
◆ Ⅰペテロ4
聖書のみことば Ⅱコリント5:6-8;ピリピ1:21-23

 
確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。―Ⅱコリント6:2


コラムニストのミッチ・アルボムは2009年9月30日、ミシガン州デトロイトのフォックス・シアターで、アーニー・ハーウェルのインタビューをしました。ハーウェルは、ラジオのプロ野球番組(主にデトロイト・タイガーズ)の実況アナウンサーとして50年以上も活躍し、アメリカのスポーツ界で最も愛された人物のひとりです。彼は謙虚で優しく、温かいアナウンサーでした。出会ったすべての人の心に、忘れがたい印象を残しました。
 
この日、ハーウェルは91歳でした。また、末期癌に冒されていることを公表したところでした。しかし、彼には哀れだと感じさせない雰囲気がありました。むしろ、1961年のある夜、自分がイエス・キリストを救い主として信じたことを話したがったのです。これが殿堂入りのアナウンサー、アーニー・ハーウェルが公の場で語る最後かもしれません。彼は、そのインタビューを次のように締めくくりました。「残りの日がどれほどなのかは分かりません。けれども、誰の腕の中で最後を迎えるか、また天国がどれほど素晴らしいのか、そのことは分かっています。」
 

アーニーの期待は特別でした。彼は、神が輝かしい永遠の住まいを準備してくださっていると確信していました(ヨハ14:2-3、ピリ1:21-23)。ですから、死としっかり向き合い、神をたたえることができたのです。あなたはどうですか。神が「おかえり!」と迎えてくださると知っていますか。結局のところ、本当に重要なのは、このことなのです。

(Dave Branon)

クリスチャンにとって死は天国と喜び、そして神を意味する。