1年で聖書を!
◆ 創世記20-22
◆ マタイ6:19-34
聖書のみことば Ⅰヨハネ1

 
私はいつも、神の前にも人の前にも責められることのない良心を保つように、と最善を尽くしています。―使徒24:16


フィオナ・キャンベルは、徒歩で世界一周をした初の女性として脚光を浴びましたが、嬉しかったのは一瞬でした。彼女は祝福を受けながら、悩んでいました。罪悪感におしつぶされ、病気になる寸前でした。

ついに彼女は告白しました。「私は徒歩で世界一周をした初の女性ではありません。実は、ずるをしたのです。」彼女はギネスブックのガイドラインを破り、世界一周の途中、トラックに乗ったことを認めました。良心の咎めに我慢できなくなって、旅行のスポンサーに不正をしたことを伝えました。
 

悪い事をすると罪悪感に襲われるのは、良心があるからです。神は人に良心をお与えになりました。パウロはローマ人への手紙の中で、良心が「互いに責め合ったり、また、弁明し合ったり」すると述べています(2:15)。クリスチャンは道徳的に完全ではありませんが、従順にキリストに従おうとしているなら、自分の良心を吟味することが正しく生きるために大切です。罪を告白し、罪に背を向け、与えた損害の弁償をするのが正しい生き方です(Ⅰヨハ1:9、レビ6:2-5)。

パウロは自分の模範について「…私はいつも、神の前にも人の前にも責められることのない良心を保つように、と最善を尽くしています」と語ります(使24:16)。パウロは、告白と悔い改めによって「神の前にやましいことはない」と言えるようにしていました。罪に悩んでいますか。パウロを見習って「やましいことはない」と言えるようにしましょう。(Dennis Fisher)

(Dennis Fisher)

神のみことばが良心を導くなら、その良心に自分を導いてもらおう。