まことに主は、あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るようにされる。―詩篇91：11

孫のジュリアが幼かったとき、私たち夫婦は彼女を連れてアイダホの山中をドライブしました。後日、彼女はおばあちゃんと「冒険」について話し合いました。おばあちゃんが「私は心配しませんよ。だって、おじいちゃんには守護天使がついて守ってくれると思っていますからね」と言うと、ジュリアは「おじいちゃんにはきっと守護天使の一群がついていると思うわ」と答えました。

天使の使命は、神の子どもたちを守り、彼らに仕えることです（ヘブ1：13-14）。詩篇の作者は、「神のいくさ車は幾千万と数知れず、主がその中に、おられる」と語りました（詩68：17）。神は「万軍の主」、つまり「軍隊」の司令官であり、天使たちは神の軍隊です。
　

第二列王記には、アラム軍に包囲された預言者エリシャと彼の召使いのことが書かれています。召使いは、「ああ、ご主人さま。どうしたらよいのでしょう」と叫びましたが、エリシャはこう答えました。「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから。」そして、神がその召使いの目を開かれたので、彼は「火の馬と戦車がエリシャを取り巻いて山に満ちて」いるのを見ることができました（Ⅱ列6：15-17）。主の軍隊が彼らの近くにいたのです。

肉眼で見ることはできなくても、万軍の主は、私たちを常時警護しておられます。主はご自分の望まれる場所に即時に軍隊を派遣することができます。ですから、私たちは安心していて大丈夫です。

（David Roper）

神の民が主の働きにいそしむとき、神の御使いは彼らを守る。