地震の町
◆ 出エジプト記19-20
◆ マタイ18:21-35
突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、―使徒16:26
サイモン・ウィンチェスターは著書「世界の果てが砕け散る」の中で、地震が頻発するカリフォルニア州パークフィールドの小さな町のことを書いています。観光客に向けたホテルの広告は「揺れるときはここで寝よう」です。レストランのメニューは、ステーキを「大地震」、デザートは「余震」と呼んでいます。こんな冗談はともかく、実際の地震は恐ろしいものです。私はカリフォルニアで暮らして何度も大地震を体験していますから、その恐ろしさは身にしみています。
落ちたジャムトースト
◆ 出エジプト記16-18
◆ マタイ18:1-20
「自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め」と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、
―マタイ5:43-44
あなたは何者かと問われたなら、「私はクリスチャンです」と答えるでしょう。けれども、キリストに従うことはものすごいチャレンジだ、と思うことも正直なところあります。というのも、イエスはこんなことを命じるのです。迫害されたなら喜びなさい(マタ5:11-12)、もう一方の頬も向けなさい(38-39節)、要求されるものは与えなさい(40-42節)、敵を愛しなさい、迫害する人のために祈りなさい(43-44節)などです。私にすれば、こういう生き方の人は、変な人です。
神は夜勤をする
◆ 出エジプト記7-8
◆ マタイ15:1-20
この方こそ、わが神。私はこの方をほめたたえる。―出エジプト記15:2
ジャックとトリーシャは、夜遅く、病院に向かって車を走らせていました。第二子を出産するためです。しかし、予期せぬ事態になりました。分娩が始まったのです。ジャックは119番に電話をかけました。電話に出たのはシェリー・ホワイトでしたが、彼女はすべきことを電話で逐一教え、赤ちゃんが誕生しました。しかし、赤ちゃんは息をしていません。するとシェリーは、ジャックに人工呼吸の仕方を教えました。彼は心を騒がせながらも、6分間人工呼吸を続け、ついに赤ちゃんは産声をあげました。